
17時半のニラと、なんとかなる日
平日の17時半は、わたしにとって一日でいちばん心細い時間だ。
冷蔵庫を開けても、ぱっと目を引くものは何もない。
あるのは、しなびかけたニラと、半分だけ残った玉ねぎ。
それでも不思議と、この二つさえあれば「今日はもうこれでいいや」と思えてしまう。
チヂミは、そういう存在だ。
特別な日のごちそうではなくて、なんでもない日を、なんとかしてくれる料理。
包丁を握る手も、いつもよりちょっと軽い。
切って、混ぜて、焼くだけ。
それだけなのに、フライパンからじゅうっと音がした瞬間、キッチンの空気が変わる。
子どもが「なんかいい匂いする」と寄ってくるあの感じ、たぶん多くの人が知っていると思う。
頑張ってなんかいない。
なのに、食べた瞬間「今日ちょっと頑張った?」と聞かれる。
そのくらいのズルさで、我が家の食卓は成り立っている。
今日はそんな、我が家の定番チヂミレシピを、失敗しないコツまで含めてしっかりまとめておこうと思う。
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□ 材料(作りやすい分量・2〜3人分)
【生地】
・にら 1/2袋
・玉ねぎ 半玉
・水 100cc
・薄力粉 or 中力粉 50g
・片栗粉 45g
・ダシダ 小さじ1
・醤油 小さじ1/2
・こめ油 適量
・ごま油 適量
【タレ】
・酢 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・コチュジャン 小さじ1
・韓国唐辛子 小さじ2
・はちみつ 小さじ1
・白ごま 適量
※野菜はニンジンやナス、ズッキーニを加えても◎。ただしニラと玉ねぎだけは絶対に外せません! ※分量はレシピの黄金比。倍量で作って冷凍しておくと、あと1品欲しいときのお守りになります。
□ 下準備|このひと手間で仕上がりが変わる
- ニラは3cm幅くらいにカット。
- 玉ねぎは薄いくし切り(0.5〜1cm幅)に。あえて厚みをバラバラにするのがポイントです。
→ 厚みのある玉ねぎはふんわり甘く、薄い玉ねぎはカリッと軽い食感に。ひと皿で2つの食感が楽しめます。
面倒くさがりなわたしが唯一こだわっているのが、この「厚みをそろえない」ということ。
切り方をそろえない方が楽、というのも地味に嬉しい。
■ 作り方
① 切った野菜をボウルに入れ、薄力粉(or中力粉)50g・片栗粉45gを加えて軽く混ぜる。
② 水100cc・ダシダ小さじ1・醤油小さじ1/2を加え、さらに混ぜ合わせる。

③ フライパンにこめ油を入れて熱する。
④ 生地を流し入れ、中火で焼き色がつくまで焼く。

⑤ 焼き色がついたらひっくり返す。ときどきヘラで「むぎゅ〜」っと押しつけながら焼くのがコツ。 → ここで生地をしっかり押しつけるかどうかで、外側のカリカリ感がまったく変わります。

⑥ 裏面にも焼き色がついたら、生地の端からごま油を回し入れ、揚げ焼きするイメージで1〜2分。
両面カリッとするまで焼き上げたら完成。

ヘラで生地を押しつけるとき、角が引っかかって崩れてしまう。
そんな小さな失敗を何度も繰り返した末に、たどり着いたのが今使っているヘラだった。
フラットな面が生地全体に均等に力をかけてくれるので、この工程がぐっと気楽になった。
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□ タレの作り方
酢大さじ1・しょうゆ大さじ1・コチュジャン小さじ1・韓国唐辛子小さじ2・はちみつ小さじ1・白ごま適量を混ぜ合わせるだけ。
ポイントは「一味唐辛子」ではなく必ず「韓国唐辛子」を使うこと。
辛さの質も風味もまったく別物で、これを変えるだけで一気に「お店の味」に近づく。
辛いのが得意な人は、唐辛子を倍量にしてもおいしい。
コチュジャンは、子どもも同じ食卓で食べるもの。
だから原材料だけは、なんとなく気にしてしまう。国産味噌を使い、保存料が入っていないものに変えてから、味の輪郭が少しクリアになった気がしている。
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□ ずぼらママのちょこっとコツ
チヂミは包丁だと切り分けづらいので、我が家ではお皿に移してからキッチンばさみでカットしている。生地がべたつくから、洗いやすいオールステンレスタイプに変えたら、地味にストレスが減った。
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使っている調味料は、この3つ。派手さはないけれど、味の決め手になる部分だけは、ちゃんと選んでいる。
◆ごま油:オットゥギ 100%純正ごま油使用

◆醤油:びはんコーポレーション 山田の醤油(三陸の甘い味わい)

◆唐辛子粉:志立 韓国産唐辛子粉(細) 80g

□ よくある質問
Q. 冷凍保存はできますか?
A. 生地の状態でも、焼いた後でも冷凍可能です。焼いた後に冷凍する場合は、1枚ずつラップに包んでからフリーザーバッグへ。食べるときはフライパンかトースターで温め直すと、カリッと感が戻ります。
Q. ニラが苦手な場合の代用は?
A. 万能ねぎや小ねぎでも代用できますが、ニラ特有の香りが本格感を出してくれるので、少量でも入れるのがおすすめです。
Q. 韓国唐辛子はどこで買えますか?
A. スーパーではあまり見かけないため、記事内で紹介しているようなネット通販でのまとめ買いが確実です。カルディでも見かけたことあります!一度買うと数か月使えるので、常備しておくと味付けの幅がぐっと広がります。
□ まとめ
野菜を切って、混ぜて、焼くだけ。それだけのことが、「お店の味」にすっと近づく。 厚みをバラバラにした玉ねぎの食感の違いと、韓国唐辛子を使ったタレの本格さが、いつものおうちごはんを、ほんの少しだけ特別にしてくれる。
今回使った韓国唐辛子粉やコチュジャンは、一度買っておくと他の韓国料理にも応用がきく。ストックしておくと、また別の日の「なんとかなる」を支えてくれるはずだ。
17時半の心細さも、ニラと玉ねぎさえあれば、たぶん大丈夫。 ぜひ我が家の黄金比、試してみてください。
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■この記事を書いた人
さこり
小学生と保育園児の子育てをしながら、暮らし・子育て・商品レビュー・副業体験を発信しています。 「好きなものだけで暮らしたい」をテーマに、実際に使ってよかったものをリアルな体験とともに紹介しています。
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