
八重洲のイタリアンで、揚げレンコンとフォアグラの一皿を食べた。
秋トリュフの香りが、しばらく鼻の奥に残っていた。
うちにフォアグラはない。秋トリュフもない。
あるのは、れんこんと、冷蔵庫の隅のチーズだけ。
それでも、あの夜の記憶だけを頼りに、台所に立った。
すりおろして、混ぜて、焼く。
あんかけだけを、洋風にしてみる。
たったそれだけで、いつものれんこん餅が、白ワインの隣に座れる顔になった。
材料費は、驚くほどかかっていない。
今日は、その作り方と、実際に使った調味料、合わせたワインを、価格の目安つきで紹介する。
▼今回合わせたワインはこちら マトゥア ソーヴィニヨン・ブラン
(参考価格:2,000〜2,400円前後/750ml)


材料(作りやすい分量)
れんこん餅の生地
- れんこん:250g前後(すりおろす)
- 塩:少々
- 胡椒:少々
- 片栗粉:小さじ4
- チーズ:30g
- 揚げ焼き用の油:適量(多め)
洋風あんかけ
- 水:100ml
- コンソメ:小さじ1/2
- 白ワイン:大さじ1
- 砂糖:大さじ1
- しょうゆ:大さじ1
- めんつゆ:小さじ2
- 片栗粉:大さじ1(水で溶いてとろみ付け用)
作り方
- れんこんをすりおろし、塩・胡椒・片栗粉・チーズを加えてよく混ぜる。
- フライパンに多めの油を敷いて熱しておく。
- 生地は手のひらの上で丸く整え、そのままフライパンへ。シャバシャバして丸めにくいときは、ぎゅっと握って軽く汁気を絞ると形が作りやすい。
- 両面をこんがり焼く。
- 別の鍋に水・コンソメ・白ワイン・砂糖・しょうゆ・めんつゆを入れて火にかける。白ワインのアルコールを飛ばすため1分ほど沸騰させ、味を見て薄ければ塩を、甘さが苦手なら砂糖を調整する。
- 水溶き片栗粉を加えてとろみをつけたら完成。
- 食べる直前にあんかけをかけると、れんこん餅のぱりぱり感が残ったまま楽しめる。
なぜこのあんかけがワインに合うのか

ポイントは、あんかけに白ワインとコンソメを直接使っていること。
和風の甘辛あんかけだと日本酒には合っても洋酒とはどこか噛み合わないのですが、洋風だしベースにすることで、グラスの中身と皿の上の味が「同じ方向」を向いてくれます。
揚げ焼きの油分とチーズのコクを、ワインの酸味がすっと洗い流してくれる。
この相性の良さは、偶然というより理屈で説明できるものだと思っています。
今回使った調味料
正直、調味料はいつも使っているものをそのまま使っただけなんですが、それぞれ選んだ理由があります。
砂糖:さとうきび由来のやさしい甘さ

さとうきび100%で、GI値が低めに抑えられているタイプ。あんかけのようにダイレクトに甘さが出る料理ほど、後味のくどさが違ってくる気がしています。
醤油:味を決めるのに失敗しにくい減塩タイプ
キッコーマン食品 いつでも新鮮 味わいリッチ減塩しょうゆ 620ml×3本

減塩醤油に変えてから塩気の調整がしやすくなって、地味に手放せなくなりました。しょっぱくなりすぎる心配が減った分、味見をしながら調整する余裕が生まれるので、あんかけのような「一発勝負」の料理と特に相性がいいです。
めんつゆ:味の土台を一本で支える万能選手

このあんかけに限らず、我が家では煮物からうどんつゆまで幅広く使っています。1本あるだけで味の輪郭が決まるので、常備調味料の中でも優先度が高い存在です。
おすすめのお酒
白ワイン:あんかけや料理全体と相性抜群
あんかけに白ワインやコンソメが使われているので、料理と最も調和しやすい組み合わせです。

ニュージーランド産の爽やかな白ワイン。シトラスやハーブの香りとすっきりした酸味が特徴で、揚げ焼きの香ばしさや油分をフルーティーな酸味が心地よく洗い流してくれます。
スパークリングワイン:食感を引き立てる万能なペアリング
パリッとした外側の食感と、モチモチの生地を炭酸の刺激と一緒に楽しめます。

イタリア産の軽やかでフルーティーな辛口スパークリング。青リンゴや白い花のような清涼感のある香りが、チーズとあんかけの濃厚さをリセットしてくれます。
どちらを選ぶか迷ったら
| マトゥア ソーヴィニヨン・ブラン | ミオネット プロセッコ ブリュット | |
|---|---|---|
| タイプ | 白ワイン(辛口) | スパークリング(辛口) |
| 目安アルコール度数 | 約12.5% | 約11% |
| 参考価格(750ml) | 2,000〜2,400円前後 | 2,000円前後 |
| 向いている飲み方 | 食事とじっくり合わせたいとき | 炭酸で食感ごと楽しみたいとき |
| こんな人におすすめ | 酸味でさっぱり食べ進めたい人 | 乾杯気分で華やかに楽しみたい人 |
※価格は変動するため、購入前にリンク先で最新情報をご確認ください。
よくある質問
Q. れんこん餅は冷凍できますか?
生地を揚げ焼した状態で冷凍しておけば、食べたいときにオーブントースターなどで解凍すれば、おいしく食べれると思います。あんかけは食べる直前に作るのがおすすめです。
Q. チーズはどんな種類でもいいですか?
とろけるタイプのチーズなら基本的に何でも合います。粉チーズだと風味が変わるので、まずはピザ用チーズなどで試すのがおすすめです。
Q. れんこんの代わりに使える野菜はありますか?
じゃがいもや長芋でも似たような食感で作れますが、れんこんならではのシャキッとした歯ごたえは出にくくなります。
こんな人におすすめ
- ワインに合うおつまみを探している人
- 揚げ物だけど少しヘルシー志向な人
- れんこんを使い切りたい人
- おうち居酒屋を楽しみたい人
まとめ
れんこんをすりおろして焼くだけなのに、あんかけを洋風にするだけでワインに合うおつまみに変わる。この手軽さが、なによりも気に入っているポイントです。今夜のおうち飲みに、ぜひ試してみてください。


■この記事を書いた人
さこり
小学生と保育園児の子育てをしながら、暮らし・子育て・商品レビュー・副業体験を発信しています。 「好きなものだけで暮らしたい」をテーマに、実際に使ってよかったものをリアルな体験とともに紹介しています。
本記事はAmazonアソシエイト・プログラムの参加者として、紹介料を得ています。商品の価格・在庫状況は記事公開時点のものであり、変動することがあります。

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