
夏がくると、決まって思い出すことがある。
冷蔵庫を開けたら、鮮やかな赤色の瓶がひとつ。ただそれだけのことなのに、今日はちゃんと暮らせている気がして、少しほっとする。そんな些細な瞬間が、案外わたしを支えてくれていたりする。
初夏の直売所で赤しそを手にとったとき、頭の中にあったのはそんな景色だった。けれど実際に持ち帰ってみると、毎年同じことを繰り返している自分に気づく。使い道に迷っているうちに、冷蔵庫の奥でしんなりさせてしまう。今年こそは、と思う。そのささやかな決意だけで、もう何年目だろう。
だから今回は、ちゃんと腰を据えて向き合うことにした。赤しそ150gを、余すところなく。甘酸っぱくて爽やかな「赤しそジュース(しそシロップ)」にして、出し殻まで香ばしい「生ふりかけ」として食卓にのせる。
「使い切る」という、たったそれだけのことが、こんなにも気持ちを軽くしてくれるとは思わなかった。
結論だけ先に知りたい方へ
赤しそ150gから、ジュース(冷蔵で約1〜2ヶ月保存OK)と生ふりかけ(冷蔵で約4〜5日)が同時に完成。捨てるところなく赤しそを使い切れる、コスパ最強レシピです。
こんな人におすすめ
- 赤しそが手に入ったけど使い道に迷っている人
- 赤しそジュースを一から手作りしてみたい人
- 出し殻まで無駄なく使い切りたい人
- 子どもと一緒に楽しめる「ご飯のお供」が欲しい人
- 毎年「結局使い切れない」を繰り返している人(私です)
赤しそ150gの使い切りやすい分量で解説するので、初めての方でも失敗しにくいですよ。まずは道具から揃えておくと、途中で慌てずスムーズに進められます。
1. 爽やか赤しそジュース(しそシロップ)のレシピ
必要な材料(出来上がり量:約600〜700ml分)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 赤しその葉 | 150g |
| 水 | 675ml |
| 砂糖 | 300g |
| リンゴ酢 | 75ml |
作り方手順
① 赤しそを洗う
赤しその葉を水でよく洗い、土や汚れをしっかり落とします。
② 沸騰したお湯で煮出す
鍋に水675mlを入れて沸騰させます。沸騰したら赤しその葉を投入します。
💡 かさが多くて沈まないときのコツ 最初は生の葉が空気を含んで浮かんできますが、菜箸やお玉で上からギュッと優しく押し込んでみてください。熱が通ると一気にしんなりして、しっかりお湯に浸かります。
③ 3〜5分煮出して葉を取り出す
沸騰してから約3〜5分煮出します。赤紫色だった葉が「緑色」に変化したらエキスが出切ったサインです!網じゃくし等で葉をすべて取り出し、ざるにあげて軽く絞ります(※この葉はふりかけに使います)。
④ 砂糖とリンゴ酢を加えて仕上げる
鍋に残った煮汁に砂糖300gを加え、弱火で混ぜながら溶かします。火を止めてリンゴ酢75mlを加えると、一気に鮮やかな鮮紅色に変わります!
十分に冷ましたら、消毒した保存容器(ビンなど)に移して完成です。
2. 出し殻で作る!香ばしい「しその生ふりかけ」
シロップを作った後のしそは、ごま油と醤油で炒めて香ばしい生ふりかけに大変身させましょう。「出し殻、どうしよう…」と思ってた分がちゃんとご飯のお供になるので、地味に助かる〜〜!
必要な材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 絞った赤しその葉 | ジュース作りで残った分すべて |
| ごま油 | 大さじ1 |
| 醤油 | 大さじ1〜1.5 |
| みりん | 大さじ1 |
| 白いりごま | 大さじ1 |
| かつお節 | 1パック(お好みで) |
| 塩 | ひとつまみ(仕上げ用) |
作り方手順
① しっかり絞って刻む
冷ました赤しその葉を、両手でギュッと固く水気を絞ります。太くて硬い茎があれば取り除き、包丁で細かいみじん切りにします。
② フライパンで水分を飛ばす
フライパンにごま油を引いて中火にかけ、刻んだしそを入れます。菜箸でほぐしながら、パラッとするまで水分を飛ばすようにじっくり炒めます。
③ 味付けをする
醤油とみりんを加え、焦げないように弱火〜中火で汁気がなくなるまで炒め合わせます。
④ ごま・かつお節を加えて完成
汁気が飛んだら火を止め、白ごま(とかつお節)を加えてサッと混ぜます。味を見て足りなければ塩で調味してください。
今回使った調理器具|赤しそジュース&ふりかけ作りをラクにしてくれた3選
「わざわざ専用の道具を買うほどでもないかな…」と思う方もいると思いますが、実はこの3つがあるだけで作業効率も仕上がりも全然違います。それぞれ正直な使用感も含めて紹介します。
① フライ返し(徳成 木製漆塗り ターナー TAP-103)

赤しそをお湯にぎゅーーっと押し込むときや、ふりかけを炒めるときの菜箸代わりに大活躍。木製で鍋を傷つけないから、コーティング鍋にも安心して使えます。コンパクトサイズでうちのキッチンの引き出しにもぴったり収まってくれてます。
- 良いところ:木製漆塗りで見た目も上品、菜箸より力が入れやすい、収納しやすいコンパクト設計
- 気になる点:水に長時間つけっぱなしにすると漆が傷むので、使ったらサッと洗って拭き上げるひと手間が必要
② CRISTEL(クリステル)ステンレス鍋 グラフィット深鍋 18cm

赤しそをぐつぐつ煮出すのに使用した鍋。フランス製で見た目もおしゃれ、ガス・IH・オーブンにも対応してるから、この一台で煮る・炒める・オーブン調理まで完結できるのが本当に頼れる存在です。
- 良いところ:フランス製の高級感あるデザイン、IH対応で買い替え不要、深鍋だから煮汁が飛び散りにくい
- 気になる点:ステンレス製なので他の鍋よりやや重め。価格帯も決して安くはないですが、長く使えることを考えると納得の一台です
③ 東洋佐々木ガラス フルーツシロップびん 930ml

出来上がったジュースを保存したガラス瓶。日本製でグッドデザイン賞も受賞してる実力派、しかも見た目が可愛いから冷蔵庫を開けるたび地味に嬉しい〜〜!
- 良いところ:930mlの大容量で今回のレシピの出来上がり量にちょうどいい、口が広くて注ぎやすい・洗いやすい、そのまま食卓に出しても様になる見た目
- 気になる点:ガラス製なので取り扱いには注意が必要。冷蔵庫の中で場所を取るので、置き場所は事前に確保しておくのがおすすめです
保存方法とおすすめの楽しみ方
保存期間の目安
- 赤しそジュース:冷蔵保存で約1〜2ヶ月
- 生ふりかけ:冷蔵保存で約4〜5日
おすすめの飲み方・食べ方
- ジュース:炭酸水で割って「しそソーダ」にしたり、牛乳で割ってドロッとした「飲むヨーグルト風」にするのもおすすめです!
- ふりかけ:ほかほかご飯はもちろん、おにぎり、卵焼きの具材としても相性抜群です。
そしてそして、、、余った赤しそジュースは製氷皿で凍らせておくと、暑い日の炭酸割りがさらに楽しくなりますよ♪
道具さえ揃えておけば、来年も「せっかくの赤しそを無駄にした…」なんて後悔せずに済みます。この夏、ぜひ試してみてくださいね。
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■この記事を書いた人
さこり
小学生と保育園児の子育てをしながら、暮らし・子育て・商品レビュー・副業体験を発信しています。 「好きなものだけで暮らしたい」をテーマに、実際に使ってよかったものをリアルな体験とともに紹介しています。
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