
洗面所のドアを開けたら、昨日の夜に干したタオルがまだ湿っていた。
指で触るとひんやりして、重い。乾いていない。
窓の外は今日も雨。天気予報を見たら、明日も明後日も傘のマークが並んでいます。洗濯機の中には、子どもの体操着と保育園の着替えがもう待っている。
雨が続くと、家の中の洗濯物がじわじわ増えていきます。増えるのに乾かない。乾かないからまた溜まる。このループを何年も繰り返して、私はようやく「干し方を変えるだけで結構違う」ということに気づきました。
今日は、雨が続く時期に私が実際にやっていることを書きます。
こんな人に読んでほしい
- [ ] 雨が続いて洗濯物が部屋にたまっている
- [ ] 生乾きの匂いをなんとかしたい
- [ ] お金をかけずに今日からできることを知りたい
- [ ] 除湿機を買うかどうか迷っている
- [ ] 干す場所が足りなくて毎回困っている
洗濯物が乾かない理由はシンプル
洗濯物が乾くというのは、繊維の中の水分が空気に移動すること。だから乾くかどうかは、空気側の条件でほぼ決まります。
- 湿度が低いか
- 風が当たっているか
- 温度が高いか
雨の日は湿度が高い。空気がすでに水分でいっぱいなので、洗濯物の水を受け取る余裕がありません。ここが根本の原因です。
ということは、やることも決まってきます。湿度を下げるか、風を当てるか。この2つだけ。
干し方を変えるだけで乾く時間は縮まる
お金をかけずに今日からできるのはここです。
アーチ干しにする
長いものを両端、短いものを真ん中に配置して、山なりの形をつくる干し方。
真ん中に空間ができるぶん空気が通りやすくなって、平らに干すより乾きが早くなります。
私は何も考えずに端から順にかけていた時期が長かったのですが、これを変えただけで体感が違いました。
こぶし1個分あける
洗濯物どうしの間隔は、こぶしが入るくらい。
詰めて干すと、その隙間の空気だけが湿ったまま動かなくなります。
干す場所が足りないときは、2回に分けたほうが結果的に早い。
全部いっぺんに干して全部半乾き、が一番つらいので。
厚手を外側、薄手を内側に
バスタオルやパーカーのような乾きにくいものを外側へ。
内側に薄手のものを配置すると、空気が抜けやすい形になります。
ピンチハンガーは筒状に
靴下や下着を吊るすとき、外側に長いもの、内側に短いものを配置すると、
下から見て筒のような形になります。中に上昇気流ができて、乾きが早くなるという仕組みです。



壁際には干さない
壁や窓のすぐそばは空気が動きません。可能なら部屋の真ん中に干したほうがいい。見た目は生活感が出ますが、乾きを優先する日は割り切っています。
風は下から当てる
サーキュレーターや扇風機を洗濯物の真下に置いて、下から上に風を送る。湿った空気は洗濯物の下に溜まるので、そこを動かすのが効率的です。
正面から当てるより、下から。これも知ってから変えました。
干す場所は浴室かリビング
脱衣所は狭くて湿気がこもりやすいので、実は不利。換気扇を回せる浴室か、空気の量があるリビングのほうが乾きます。
生乾き臭は、干す前の段階で決まっている
匂いの正体はモラクセラ菌という雑菌です。落としきれなかった皮脂や水分を栄養にして増えて、そのときに出す物質があの雑巾みたいな匂いになる。
つまり、乾かす速さだけの問題ではありません。干す前の段階で菌を減らしておく必要があります。
- 濡れたタオルを洗濯機に入れっぱなしにしない
- 洗濯物を溜め込まない
- 洗濯槽を月に1回は掃除する
- 部屋干し用の洗剤に切り替える
- 匂いがついてしまったものは酸素系漂白剤でつけ置きする(40〜50℃のお湯に30分ほど)
一度匂いがついたタオルは、普通に洗ってもリセットされません。うちでは月に一度、タオルだけまとめて酸素系漂白剤につけ置きしています。これをやると、驚くほど戻ります。
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あと、乾くまでに時間がかかるほど菌は増えます。5時間を目安に乾かしきれるかどうか、というのはよく言われる話。逆に言えば、干し方を工夫して乾く時間を短縮することが、そのまま匂い対策になります。
それでも乾かない日がある
ここまで書いておいてなんですが、干し方には限界があります。
湿度が80%を超えるような日は、どう工夫しても乾きません。空気そのものが水を受け取れない状態なので、風を当てても行き先がない。
私は何年か粘ってから、あきらめて機械に頼りました。
半日かからずカラッと乾くようになって、生乾きの匂いに悩むこともなくなりました。実際に使った除湿機とサーキュレーターの感想は別記事にまとめています。
いきなり2万円近く出すのはハードルが高い、という場合は、レンタルで試すという手もあります。雨が続く2週間だけ借りて、自分の家で本当に効果があるか確かめてから決められるので、失敗が少ない。
雨の日は外まわりも整えておくとラクになる
家の中が片付いても、玄関で靴が濡れると結局その日は憂鬱になります。傘やレインシューズをちゃんとしたものに変えるだけで、雨の日の消耗はかなり減りました。
よくある質問
部屋干しはエアコンの除湿モードでも乾きますか
乾きます。ただし冷房除湿だと室温が下がって、そのぶん乾きにくくなることがあります。再熱除湿か衣類乾燥モードがある機種なら、そちらのほうが向いています。電気代を比べると、衣類乾燥除湿機のほうが安く済むケースが多いです。
浴室乾燥機があれば除湿機はいらないですか
浴室乾燥機だけで足りる家庭も多いです。ただ電気代は高めで、一度に干せる量にも限りがあります。家族4人ぶんを毎日回すなら、除湿機と併用したほうがトータルでは安くなりました。
サーキュレーターと扇風機はどちらがいいですか
部屋干しに使うならサーキュレーターです。扇風機は広い範囲にやわらかく風を送る設計なのに対して、サーキュレーターは直線的に遠くまで風を届けるので、洗濯物の中まで空気が通ります。
生乾きの匂いがついたタオルは捨てるしかないですか
酸素系漂白剤のつけ置きでかなり戻ります。40〜50℃のお湯に30分ほど。それでも取れない場合は、鍋で煮る方法もあります。買い替える前に一度試してみてください。
何時間で乾かせば匂いは出ませんか
5時間が一つの目安として知られています。干し方の工夫だけでこの時間に収まらない日は、風を足すか湿度を下げるかのどちらかが必要です。
まとめ
雨が続く時期にやっていることを整理すると、こうなります。
- アーチ干しにして、こぶし1個分あける
- 厚手は外側、ピンチハンガーは筒状に
- 部屋の真ん中に干して、風は下から当てる
- 干す前に菌を減らす(洗濯槽の掃除・部屋干し用洗剤・酸素系漂白剤)
- 5時間以内に乾かしきることを目標にする
- 限界を感じたら除湿機に頼る
天気は変えられないので、家の中の条件を変えるしかない。そう割り切ってから、雨の日がだいぶラクになりました。
今日も明日も雨ですが、洗濯物は今夜には乾く予定です。
■この記事を書いた人
さこり
小学生と保育園児の子育てをしながら、暮らし・子育て・商品レビュー・副業体験を発信しています。 「好きなものだけで暮らしたい」をテーマに、実際に使ってよかったものをリアルな体験とともに紹介しています。
本記事はAmazonアソシエイト・プログラムの参加者として、紹介料を得ています。商品の価格・在庫状況は記事公開時点のものであり、変動することがあります。


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